お子様のお祝い
お子様のお祝い
お子様の成長の節目は、ご家族にとって大切なもの。
お宮参りや百日のお祝い、満一歳のお祝い、七五三など、ご家族皆さまでお子様の成長をお祝いするお手伝いをさせていただきます。筥崎宮でのお参り後にぜひご利用ください。
私たちがお届けしたいのは「お食事を楽しめる空間」です。できるだけ周りを気にせずにお食事をお楽しみいただけるように、少人数でもお座敷をご用意いたします。
最大12名様までの半個室・個室をご用意しています。お子様の健やかな成長のお祝いをお手伝いさせていただきます。
生後1ヶ月頃に地元の氏神様に赤ちゃんが無事に生まれたことを報告し、無病息災を祈願する行事です。
地域によって違いはありますが、一般的に男の子は生後30日または31日、女の子は生後31日または33日にお宮参りを行うのがいいとされています。
ただし、産後間もないお母様と赤ちゃんのことを考えて、日付にこだわらずお参りされる方も多くいらっしゃいます。
お宮参りの方法には大きく分けて2種類あり、通常の参拝と同じようにお賽銭を入れてお祈りする方法と、お祓いを受けて祝詞(のりと)をあげてもらう方法があります。
祝詞をあげてもらう場合は、事前に神社に連絡をして申し込みましょう。
伝統的なお宮参りの服装では、赤ちゃんに白羽二重の内着を着せて、その上に祝い着をかけます。
祝い着は、男の子は鷹や鶴が描かれた熨斗目(のしめ)模様、女の子は手まりや蝶が描かれた友禅模様が主流です。
お宮参りは午前中に行うことが多いので、参拝の後に昼食を兼ねた食事会を開くのが一般的です。
特に、両家の皆様がお宮参りに参加する場合は、食事会を行うことで、リラックスしたムードで歓談ができ、赤ちゃんとの時間も楽しめます。
ホテルで開催すると、自分たちで用意する手間が省け、豪華な食事を楽しめます。
お母様にとっては久々の外食なので、気分転換にもなりますね。
またホテルには、授乳室やおむつ替えスペースが完備されているので安心です。
お宮参りで神社に参拝するときは、どうしても緊張してしまいがちですので、食事会では落ち着いてゆったり過ごすのはいかがでしょうか。記念写真を撮ったり、赤ちゃんを交代で抱っこしたりして、楽しい時間を過ごしましょう。
お食い初めとは、赤ちゃんに初めて食べ物を食べさせるお祝いの儀式で、「この先一生食べ物に困らずに生活できますように」という願いを込めて行われます。(地域によって様々な別名があり「食べはじめ」「箸初め」「箸揃え」「箸立て」と呼ぶこともあります。)
お食い初めは生後100日頃に行うことが多いのですが、生後100日に限らず110日目、120日目、もしくはそれよりもさらに遅くといったように、地域によって行う時期が異なります。
最近はぴったりその日でなく、祖父母など親族を招いて祝うため前後の休日に行うという家庭が増えています。
お食い初めの料理は、和食の基本である一汁三菜をベースとした「祝い膳(いわいぜん)」を用意します。
歯が丈夫になることを願って、氏神の神社で拾った石を「歯固めの石」として添えることもあります。
お食い初めといっても、まだこの頃ですと離乳食も始まっていませんから、先述のお料理を食べることはできません。それぞれの食事を大人が箸で掴んで、赤ちゃんの口元に持っていき、「食べさせるふりをする」だけで十分です。
食べさせる役目は、「長寿になりますように」という願いを込めて、お祝いに来ている大人の中で最年長となる人です。ただし、こだわらず一品ずつ交代で食べさせる場合も多いです。
食事は「ご飯→汁→ご飯→魚→ご飯」の順番が1サイクル。
1口ずつ食べ物を「食べさせるふり」をして、それを3サイクル行います。その後、「歯固めの儀」を行います。
赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句を「初節句」といいます。女の子は桃の節句の日(3月3日)、男の子は端午の節句の日(5月5日)に、健やかな成長を祈ってお祝いします。
2月生まれの女の子や4月生まれの男の子は、生後間もない時期に初節句を迎えることになるので、翌年に初節句のお祝いをすることもあります。特に決まりはないので、ご家族で相談して、赤ちゃんの成長を見ながら、お祝いの時期を決めましょう。
初節句では、赤ちゃんの成長を祝うために特別な料理を食べることが一般的です。女の子の初節句であれば「ちらし寿司」や「ハマグリのお吸い物」、男の子の初節句であれば「出世魚」や「たけのこ」、「ちまき(関西中心)」や「柏餅(関東中心)」などです。
女の子の初節句では雛人形を、男の子の初節句では鎧兜やこいのぼりなどを飾ります。
初節句の飾りを飾る日としまう日は厳密には決まっていませんが、女の子の初節句の場合、雛人形は早く飾って早くしまうのが良いとされています。2月4日の立春から桃の節句の1週間前くらい(2月24日頃)までに飾り、3月3日を過ぎたらなるべく早めにしまうとよいでしょう。
男の子の初節句の場合、鎧兜やこいのぼりは春のお彼岸(3月20日頃)が過ぎれば飾ってもよいとされています。そのため、4月に入ってから飾る家庭が多いようです。しまう日は女の子の初節句のように急ぐ風習はありませんが、5月中旬くらいまでにしまうとよいでしょう。
桃の節句や端午の節句は毎年やってくるものですが、初節句は一度きりのお祝いです。初めて飾る雛人形や鎧兜、お祝いの食事は、ぜひ赤ちゃんと一緒に写真におさめて記念に残しておきましょう。
ホテル内レストランでは節句をお祝いするプランをご用意しており、個室でゆっくりとお過ごしいただくことができます。手土産等もホテルを通してご用意可能ですので、詳しくはお問合せくださいませ。
赤ちゃん初めて迎えるお正月を「初正月」と呼び、祖父母や近親者が、男の子には破魔弓(はまゆみ)を、女の子には羽子板を贈ります。どちらも魔除けの意味があると言われています。
子どもに対してのお祝いですが、子どもは家の跡継ぎなので、父方の家の繁栄を祝う意味もあるようです。
お子様の満1歳の誕生日のお祝いして、行う儀式です。
一升餅には「一升」と「一生」を掛けて、“一生食べ物に困らないように”という意味が込められています。1.8キログラムの重さのお餅を使用します。
全国的に多いお祝いの仕方で、赤ちゃんに一升餅を背負わせてお祝いをします。昔は風呂敷にくるんで背負っていましたが、最近ではかわいいリュックで一升餅を背負う家庭も増えています。まだ上手く歩けない赤ちゃんに重いものを背負わせることで、「一生背負いきれないほどの食べ物に恵まれる」という願いを込めているとされています。
九州では餅負いの代わりに「餅踏み」を行うのが一般的です。「大地にしっかり足をつけて歩んでいけるように」という願いを込めてお祝いをします。
両家の親族が集まりお祝いをし、下記の2つの儀式を執り行います。
餅踏みと選び取りをした後は、みんなで食事をするケースが多いです。
草鞋を履かせ餅の上に立たせ(歩かせ)ます。
また、餅を踏ませる時に「南天の枝」を持たせることもあり、これは「難を転じる」に通じることからお祝いごとでは験(ゲン)を担ぐ意味で南天はよく使われています。
「餅踏み」の後、赤ちゃんにハイハイか歩いて進ませて「選び取り」をさせます。
いくつかの職業を象徴する道具をならべ、餅を踏んだ後に選び取らせて将来を占うものです。
これらの行事を行った後、ご家族皆様でお祝いのお食事会をするケースが多くあります。
ホテルでは、「餅踏み」のお餅やわらじをご用意することも可能ですし、レストランの個室でゆっくりお過ごしいただくことができます。
また、授乳室やおむつ替えスペースも完備されているので安心です。
七五三は、11月15日に、3歳と5歳の男の子、3歳と7歳の女の子が晴れ着を着て神社でお参りをする行事。
成長の大切な時期に氏神様にお参りして守っていただくとともに、神様からも地域社会からも、ひとりの人間として認められる行事です。
公家や武家社会では古くから七五三に関わるいろいろなしきたりがありましたが、民間では、幼児の成長に伴い段階を追って行う通過儀礼が江戸時代から広く行われるようになりました。
3歳は「髪置きの儀」。江戸時代までは、3歳まで髪を剃る習慣があったため、髪を伸ばし始めるこの頃に行う儀です。
5歳は「袴着」。男の子に初めて袴を着させる儀です。この日までの成長の喜びと共に、その後の健やかな成長を願います。
7歳は「帯解き」。江戸時代の女の子はこの日から、大人と同じ幅広い帯を結び始めていました。江戸時代は医療事情が良くない為に7歳まで生きるのは大変なことでした。これまで無事に成長したことを感謝し、その後も健やかに成長することを願った儀礼です。
お参り当日にお食事会をする場合、お子様は着物を着たままでは汚れてしまうことがあるため、お参りや写真撮影の後がおすすめです。